家族問題研究学会Japanese Council on Family Relations


2015年度 例会

2015年度第三回例会
日時:2月27日(土)14:00〜16:00
会場:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー14階・1144教室
      (参加費:会員は無料、一般非会員は500円、学生非会員は100円)
司会:大日義晴(日本女子大学)・佐藤宏子(和洋女子大学)

報告者:赤城智美(認定NPO法人アトピッ子地球の子ネットワーク事務局長)
討論者:井上清美(川口短期大学)
報告題目:「食物アレルギー ―治療とケアに追われる母親の実像―」
要旨:1993年に団体を設立した頃、食物アレルギーは「一部の神経質な母親が行っている変な療法」と言われていました。 2002年に食品衛生法の立場から医療概念だけでなく法的概念によっても「食物アレルギーとは何か」ということが規定され、 社会状況は大きく変化しました。食物アレルギーは「病気」であり、社会的に支援すべきものとして認識されるようになったのです。 電話相談の活動を続けていて感じているのは、社会的状況が変わり個別の悩みや課題は変化してきても、 「食物アレルギーの子どもを育てる困難性」はあまり変化していないのではないか? ということです。 いくつかの事例を通して患者の母親の実情について報告したいと思います。
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2015年度第ニ回例会
日時:10月3日(土)14:00〜16:00
会場:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー1084教室
      (参加費:会員は無料、一般非会員は500円、学生非会員は100円)
司会:松木洋人(大阪市立大学)

報告者1:神谷悠介(関東学院大学非常勤講師)
報告題目:「ワークライフバランスの視座と射程――多様なカップル関係の視点を取り入れた考察」
要旨:従来のワークライフバランス研究の視座としてジェンダー平等、労働環境 改善、経営戦略、少子化対策が挙げられるが、いずれも主に近代家族の夫婦 が主体として想定される。しかし、ワークライフバランスは近代家族以外の 関係性を形成する人々にとっても課題となっている。そこで本報告ではレズ ビアンカップル、ゲイカップル、非法律婚カップル、法律婚カップルなど多 様な関係性に着目する。その上でワークライフバランス研究の射程をこれら のカップルに拡張することによって、1ワークライフバランス理解に新たな 視点を投げかける、2これまでパートナー関係に関して意識されてこなかっ た不可視の問題を浮き彫りにする、という意義を明らかにする。

報告者2:三部倫子(首都大学東京・日本学術振興会特別研究員)
報告題目:「「産みの親」と「育ての親」の女性カップル――提供精子で産まれた子どもの子育てを事例に」
要旨:日本においても、セクシュアリティを自覚した上で子どもを育てるLGBTが 徐々に登場してきている。従来、かれらはセクシュアリティに無自覚なまま で、もしくはそれを抑圧して異性と婚姻することでしか子どもを産み育てら れないと考えられていた。しかし、グローバル化と生殖補助技術の進展が、 状況に大きな変化をもたらしている。先行研究は子どもに関わる複数の大人 の存在を指摘するが、社会的に置かれる立場によってその経験は大きく異な るだろう。本報告では、日本において精子提供によって子どもを産んだ「産 みの親」である女性と、その女性パートナーの「育ての親」で構成される女 性カップルを取り上げ、出産がもたらす子育てにおける非対称性を考察したい。
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2015年度第一回例会
日時:5月23日(土)13:00〜17:00
会場:早稲田大学戸山キャンパス(文学部)36号館681教室
      (参加費:会員は無料、一般非会員は500円、学生非会員は100円)
司会:永井暁子(日本女子大学)・松木洋人(大阪市立大学)

第一報告
報告者:黒川すみれ(お茶の水女子大学)
報告題目:「社会的不公平感の形成メカニズムに関する研究――相対的剥奪指数を用いた収入比較の検討」

第二報告
報告者:犬飼直彦(早稲田大学)
報告題目:「離婚の関連要因についての一考察」

第三報告 報告者: 府中明子(千葉大学)
報告題目:「現代日本女性にとって結婚とは何か――首都圏にくらす25〜34歳未婚女性のインタビューから」

第四報告
報告者: 阿部里美(日本女子大学*)
報告題目:「「育児不安」と子育て支援策」

第五報告
報告者: 加藤由紀子(日本女子大学*)
報告題目:「サービス付き高齢者向け住宅の現状と課題――制度が生んだ業態と組織の分析を中心として」

第六報告
報告者: 江上愛夏(日本女子大学*)
報告題目:「中学受験を語る大人たち――『中学受験合格/進学レーダー』にみる構造」
(* 所属は修士論文提出時のもの)


 

      

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