家族問題研究学会Japanese Council on Family Relations


2016年度学会大会のお知らせ

 次回の研究例会は、「食・栄養と家族の社会学」をテーマに開催します。 昨年に刊行された『平成の家族と食』(品田知美編、晶文社)の共著者である野田潤先生と母乳育児の 社会学的研究を展開されてきた村田泰子先生を報告者としてお迎えします。多くの会員のみなさまの ご参加をお待ちしております。

日時:11月12日(土)14:00〜16:00
会場:早稲田大学戸山キャンパス36号館682教室 
      (参加費:会員は無料、一般非会員は500円、学生非会員は100円)
司会:松木洋人

報告者1 : 野田潤(日本女子大学)
報告題目 : 「2000年代の家族と食:食卓から考える『近代家族』」
要  旨 : 日本では近代化の当初から現代に至るまで、家族の団らんのシンボルとして 「食」が強調されてきた。また近代日本における主婦の存在は、家庭での食に対する社会的な要求水準の上昇や、 家庭料理の広まりと共に、人々の暮らしの中に定着してきたという経緯をもっている。 日本の近代家族と「食」との間には、極めて密接な関わりがある。こうした観点から考えた時、 現代の家族の「食」は、どのように変化しているのだろうか。あるいはどのように変化していないのだろうか。 本報告では味の素広報部による大規模な全国調査(AMC調査)のデータをもとに、2000年代の家族と食の状況を描き出す。 @まず近年の社会経済的な環境の変化の中で、「食による家族団らん」を実践できる近代家族的な食卓は減少していた。 Aしかしそれにもかかわらず言説や意識レベルでは「食による家族団らん」を求める考えは今も強く、 とりわけ幼い子どもがいる場合には強烈であった。Bまた、食事作りは今も圧倒的に既婚女性に偏っていた。 C食の内容や「食べ方」について、社会階層の影響が認められた。

報告者2 : 村田泰子(関西学院大学)
報告題目 : 「乳児期の子育てと家族:戦前期『児科雑誌』にみる、母乳と乳児の健康をめぐる知識の変容」
要  旨 : 現代社会では、子どもの健康は人類共通の価値とみなされている。乳児期の子育てにおいても、 子どもの発達や健康のため、できるだけ長く母乳を与えることが推奨されている。こうした考え方は、 いつ、どのような経緯で登場したのだろうか。日本初の小児科学の専門誌、『児科雑誌』 (1895年第1号から1939年第45巻12号まで)をひも解いてみると、母乳と乳児の健康をめぐって、 現代とは大きく異なる知識や実践が浮かび上がってくる。人工栄養の方法が確立されていなかった時代、 乳児の栄養法として何が選択されるかは、家族の階層によるところが大きかった。また医師の助言に沿って、 みずからの実践を改めようとする母親は少なかった。


【最寄駅からのアクセス】 会場への最寄り駅は、地下鉄東西線早稲田駅もしくは都電荒川線早稲田駅です。
キャンパス内の地図は、こちらを御参照ください。


お知らせ(New)

・『家族研究年報』の投稿規程を改訂しました。詳細については、『家族研究年報』のページをご参照ください
・2012年度から、「常勤職に就いていない一般会員」の会費について、学生会員と同じく年額3000円に減額することになりました。 この減額には申請が必要となりますので、希望するかたは、こちらの書式に記入して申請してください。

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No.41(2016年)