『家族研究年報』

2020.07.16

『家族研究年報』No.45

■シンポジウム報告

・現代日本の未婚化と中期親子関係―20年後の『パラサイト・シングルの時代』―(大日義晴)

・゛失われた20年"で中期親子関係はどのように変わったのか(宮本みち子)

・1990年代以降の中期親子関係研究―『パラサイト・シングル』論の成果と課題―(田中慶子)

・親同居未婚者における雇用の非正規化と所得格差(四方理人)

・「パラサイト・シングル」現象の自己分析(山田昌弘)

■投稿論文

・子育て期の共働き家庭における家事分担の困難と家事のマネジメント(高山純子)

■研究ノート

・自分の婚外性愛についての相談/回答はどのように成し遂げられるのか―新聞紙上の人生相談記事を題材とした探索的考察―(松木洋人)

■研究動向

・家族「する」ことの研究とエスノメソドロジー・会話分析―会話分析的研究Embodied Family Choreographyの家族社会学的意義―(戸江哲理)

・「日本型」一夫一妻制イデオロギーの理論化は可能か?―「近代家族」と戸籍をめぐる研究動向を通して―(本多真隆)

■書評

・『家族はなぜ介護してしまうのか―認知症の社会学』(木下衆著)(評者:藤崎宏子)

・『最小の結婚―結婚をめぐる法と道徳』(エリザベス・ブレイク著、久保田裕之監訳)(評者:千田有紀)

■追悼文 ・和泉広恵先生を悼んで(大日義晴)