『家族研究年報』
2016.07.10
『家族研究年報』No.41
■シンポジウム報告
・「未婚化社会」再考―マイノリティの恋愛と結婚の変化を手がかりとして(土屋葉)
・部落青年と恋愛・結婚―「未婚化社会」における「結婚差別」(斉藤直子)
・「民族的差異」は恋愛・結婚を阻むのか―在日若者世代の恋愛・結婚を考える(佐々木てる)
・恋愛は結婚の障害を乗り越えることができるのか―未婚化時代における結婚差別の将来(山田昌弘)
■投稿論文
・恋愛結婚の条件―首都圏にくらす未婚女性へのインタビューから(府中明子)
・家庭内における腐女子の規範意識―「腐女子であること」の受容をめぐる考察から(石田沙織)
■研究動向
・日本におけるセクシュアル・マイノリティの「家族」研究の動向―2009年以降の文献と実践家向けの資料を中心に(三部倫子)
■書評
・『仕事と家族―日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか』(筒井淳也著)(評者:島直子)
・『継母という存在―真実と偏見のはざまで』(W・マーティン著、伊藤幸代訳)(評者:安藤藍)
・『人工授精の近代―戦後の「家族」と医療・技術』(由井秀樹著)(評者:白井千晶)
・『養育費政策の源流―家庭裁判所における履行確保制度の制定過程』(下夷美幸著)(評者:田渕六郎)