『家族研究年報』

2011.07.10

『家族研究年報』No.36

■シンポジウム報告(政権交代で家族は変わるか)

・政権交代で家族は変わるか(千田有紀・永井暁子)

・教育政策の動向と家族・教育の役割の変容(藤田英典)

・雇用の劣化と家族の現在―労働相談の現場から見える風景―(鴨桃代)

・なぜ今子育て支援が必要か?―子育てに自信が持てる時代を目指して―(奥山千鶴子)

・日本型生活保障システムの再編と民主党政策の位置―二つの「個人化」の間で―(仁平典宏)

■投稿論文

・戦後日本家族社会学のパラダイム転換で抜け落ちてきたもの

  ―日本社会に存在しつづける直系家族的要素―(施利平)

■小特集(ネットワーク・アプローチの展開と展望)

・ネットワーク・アプローチの展開と展望(野沢慎司)

・ネットワークと地中海地域に関するさらなる考察(ジェレミー・ボワセベン・翻訳 中川雅貴)

・日本の脈絡におけるソーシャル・ネットワーク・アプローチ―社会学の立場から―(目黒依子)

■追悼論文

・老川家族社会学の形成過程とその特徴(池岡義孝・木戸功・渡辺秀樹)

■書評

・『愛の労働あるいは依存とケアの正義論』(エヴァ・フェダー・キティ著) (評者:井上清美)

・『いま、この日本の家族―絆のゆくえ』(岩上真珠・鈴木岩弓・森謙二・渡辺秀樹著) (評者:木下栄ニ)

・『子づれシングル―ひとり親家族の自立と社会的支援』(神原文子著) (評者:中谷茂一)

・『結婚の壁―非婚・晩婚の構造』(佐藤博樹・永井暁子・三輪哲編著)(評者:西村純子)

・『大正期の家族問題―自由と抑圧に生きた人びと』(湯沢雍彦著)(評者:清水浩昭)