『家族研究年報』
2010.06.18
『家族研究年報』No.35
■シンポジウム報告(「ひきこもり」から家族と社会を問い直す)
・若者支援の実践からみる家族と社会(二神能基)
・曖昧な生きづらさと家族:ひきこもり問題を通じた親役割の再構築(川北稔)
・「ひきこもり」から家族と社会を問い直すために(石川良子)
■投稿論文
・里親経験の意味づけ:子どもの問題行動・子育ての悩みへの対処を通して(安藤藍)
・現代の「家名」継承:「婿」を迎えた女性を中心に、聞き取りとアンケートからの考察(金沢佳子)
■研究動向
・「現場」の声を聞くこと:家族問題研究学会に求められる新たな役割(田渕六郎)
・若者研究における研究者・行政・NPOの連携(宮本みち子)
■書評
・『ポスト育児期の女性の働き方:ワーク・ファミリー・バランスとストレス』(西村純子著) (評者:南山浩二)
・『ネットワーク論に何ができるか:「家族・コミュニティ問題」を解く』(野沢慎司著) (評者:長津美代子)
・『この国の子どもたち:要保護児童社会的養護の日本的構築』(津崎哲雄著) (評者:渋谷敦司)
・老川寛先生の逝去を悼む(清水浩昭)