『家族研究年報』

2009.06.29

『家族研究年報』No.34

■シンポジウム報告(多様化する貧困の形と家族)

・学校からみた子どもと家族の貧困 (岩田美香)

・多重債務問題にみる現代の貧困と家族(宮坂順子)

・支援が難しいとされている現代家族の実態とその課題:支援困難事例の地域調査から(岡田朋子)

■小特集:山根常男先生追悼

・山根家族社会学の形成過程(池岡義孝)

・山根家族論の家族支援論への応用と展開(畠中宗一)

■投稿論文

・「同性愛(者)を排除する定位家族」再考:非異性愛者へのインタビュー調査から(三部倫子)

■研究ノート

・家族のオルタナティブ・ライフスタイルとしての専業主夫:家事育児に専念する男性(父親)に関する質的分析(八木孝憲)

■研究動向

・南アジアの女性とジェンダー政策(服部範子)

■書評

・『日本の家族:身の上相談に見る夫婦、百年の変遷』(有地亨・植木とみ子著) (評者:湯沢雍彦)

・『「家族計画」への道:近代日本の生殖をめぐる政治』(荻野美穂著) (評者:白井千晶)

・『子どもの貧困』(浅井春夫・松本伊智朗・湯澤直美編著) (評者:中谷茂一)