『家族研究年報』
2024.07.15
『家族研究年報』No.49
シンポジウム報告
シンポジウム「ケア関係としての『結婚』の可能性―伴侶性・異性愛主義から考える」の概要―(永田 夏来・菅野 摂子)
関係をデザインする―米国「ソロ・ポリアモリー」の事例を中心に―(深海 菊絵)
ケア関係としての婚姻関係と親子関係の制度的分離問題―日本の現状への視点―(野沢 慎司)
自律に委ね、自律を支える社会の模索―深海菊絵・志田哲之両報告へのコメント―(池田 弘乃)
投稿論文
中国の一人娘から見た母親の結婚―計画経済期と市場経済期に生きる女性たち―(陳 予茜)
親の教育期待および教育投資が追加出生に与える影響―21世紀出生児縦断調査データを用いた検討―(藤間 公太・北村 友宏・竹ノ下 弘久・陳 テイテイ)
共働き家庭における「食事作り」の役割分担意識の形成過程―高学歴女性の短時間勤務制度利用を中心に―(児島 あゆみ)
研究ノート
1931-1941年農家経済調査対象農家の家族形態―標本バイアスの検討―(前田 尚子)
書評
吉村さやか著『髪をもたない女性たちの生活世界──その「生きづらさ」と「対処戦略」』(評者:須長 史生)
樋口美雄・田中慶子・中山真緒編著『日本女性のライフコース──平成・令和期の「変化」と「不変」』(評者:安藤 由美)
土屋敦・藤間公太編著『社会的養護の社会学──家庭と施設の間にたたずむ子どもたち』(評者:林 浩康)
西村純子・池田心豪編著『社会学で考えるライフ&キャリア』(評者:天木 志保美)
本多真隆著『「家庭」の誕生──理想と現実の歴史を追う』(評者:岡田 玖美子)
例会報告
『家族研究年報』2000年代までの回顧と若手研究者からの問い(田中 慶子・岡田 玖美子・石黒 史郎)
追悼文
湯沢雍彦先生を偲んで(久保 桂子)